無痛中絶手術

妊娠の可能性にお悩みの方に

もしかして妊娠しているかもしれないといったお悩みを抱えている方は、おひとりで悩まず早めに当院にご相談ください。妊娠の可能性がある場合は、実際に妊娠しているのかどうか、そして正常な妊娠であるかを早い段階で確認する必要があります。 当院では、そういったお悩みをお持ちの方に親身に寄り添い、心的負担が軽減できるよう真摯にお話をお伺いしています。検査の結果、妊娠していないことが分かれば早い段階でお悩みから開放されます。さらに、避妊における専門的知識を知る機会となり、将来の思わぬ妊娠を避けられるようになります。

中絶手術後の出血・生理についてはこちら

妊娠中絶手術について

妊娠11週6日までの初期人工妊娠中絶を行います。妊娠期間に合併症や感染症がある場合は、対応不可能なこともあります。基本的に、子宮に負担のない吸引法による手術を行います。吸引法は、子宮口を事前に開ける前処置が要りません。手術所要時間はおよそ10~15分となりますが、術後3~4時間は安静にして休んでからご帰宅頂きます。超音波で観察して手術を行うので、リスクを軽減し安全性が高まります。当院院長は母体保護法指定医師のため、中絶手術において安心してご相談ください。術後の帰宅時は車の運転が出来ませんので、タクシーもしくはご家族の送迎をご用意ください。

受診をおすすめするタイミング

月経開始予定日を1週間過ぎても生理が来ない場合は、まず妊娠検査薬などで妊娠の有無を調べてください。市販の妊娠検査薬で十分ですし、当院で尿検査を受けて頂ければ調べられます。妊娠検査薬で陽性反応が出た場合は、なるべく早く受診ください。妊娠の継続に不安や迷いがある場合、中絶手術を検討している場合は、速やかに医師に伝えてください。

中絶手術当日の流れ

Step1 受付

受付にて書類を預かります。血圧測定を行い、お手洗いを済ませます。
お部屋にご案内しますので、お着替えしてお待ちいただきます。

Step2 点滴

点滴を行います。手術までゆっくりとお待ちください。スマートフォンは利用して頂けますが、通話はご遠慮ください。

Step3 静脈麻酔・手術

手術室に入ったら、静脈麻酔を用いて鎮静後に手術を始めます。吸引法にて手術します。所要時間5~10分程度で終了します。

Step4 リカバリールームで休養

術後は、リカバリールームで安静にして頂きます。術後3~4時間ほど休み、麻酔から覚醒したら水分補給とお手洗いまで歩けたら術後の診察を行います。

Step5 ご帰宅

お着替えをして頂き、医師による内服薬の説明や注意事項の説明を受けたら、お会計をしていただきご帰宅ください。お帰りの際は、車の運転はできませんのでタクシーを利用するか、ご家族の送迎をお願いしてください。帰宅後も麻酔が残っているので安静に過ごしてください。

Step6 翌日検診

手術の翌日には、超音波検査を行います。子宮の状態や出血の有無を確認していきます。

Step7 1週間後検診

術後7日後に、超音波検査で子宮の状態や出血の有無を確認していきます。この時、避妊のご相談・低用量ピル使用のご相談も受けています。避妊には、患者さんのライフスタイルに応じて、低用量ピルの内服をおすすめしています。

費用

  費用
人工妊娠中絶(麻酔薬等含む) 130,000円

※費用は税込になります。

未成年の方へ

未成年の方が妊娠したとき、そのお悩みや不安は心身に大きな負担がかかります。未成年の方が人工妊娠中絶手術を受ける場合は、保護者の同意書が必要です。ご本人が抱える身体の負担やストレスは、ご家族の支えによって安心して乗り越えることができます。できれば、初めてのご相談の時から保護者の同席によってサポートして頂けることが理想です。また、中絶手術のご相談は早ければ早いほど負担を軽減できます。したがって、未成年の方ご本人だけでの受診でも結構です、まずは早めにご相談ください。当院では、お悩みに直面された患者さんの心的不安を取り除けるよう、真摯にお話を伺います。 また、パートナーも未成年の場合は、パートナーの保護者の同意書が必要です。このような手続きに不安や心配がある場合は、この段階で気兼ねなくご相談ください。悩みすぎて受診のタイミングが遅くなってしまうと、さらに心身への負担を大きくしてしまいます。
どんな些細なことでも構いません、気軽にご質問ください。中絶手術を検討する際は、早ければ早いほど心身への負担が少なく、遅くなればなるほど負担が大きくなってしまいます。とくに妊娠22週を越えると、中絶を行った際に公的機関への届け出が必要になります。さらに時間が経過すると中絶手術自体ができなくなってしまいます。お悩みの方は、なるべく早く受診してください。以下のようなときは、すぐに当院にいらしてください。

  • 生理が遅れているだけだから
  • どうしたらいいのか分からない
  • どうしたらいいのか決められない
  • 相談するのが怖い・不安
  • 相談する相手がいない

このように、不意の妊娠の場合や不規則な生理の方の場合は、妊娠していることに気付くのが遅くなります。この場合、1日も早く受診する必要があるため、早めに来院ください。

中絶手術に関するQ&A

普段、持病の薬を服用していますが、手術当日も服薬が必要ですか?

服用しているお薬によって当日朝の服薬・休薬が異なりますので、事前の診察時に医師にその旨を伝えてください。お薬手帳或いは普段飲んでいるお薬をご持参ください。麻酔薬への影響も考慮した上で、詳しくご説明しています。

必要な費用は事前に分かりますか?

中絶手術は自費診療です。健康保険が適用されませんが、必要な費用は事前に明確にしています。手術費用についての詳細を丁寧にご説明しています。手術当日よほど例外的なことがない限り、事前にお伝えしている費用以外に金額がかかることはありません。

同意書や手術費用を準備できない場合は?

中絶手術には同意書と手術費用いずれも不可欠です。同意書がなければ、手術は行えません。また、手術費用は現金一括払いとなります。

未成年の場合の同意書はなにが必要ですか?

未成年の場合、ご本人とパートナーの同意書に加えて、保護者の同意書も必要です。さらに、パートナーが未成年の場合は、パートナーの保護者の同意書も必要です。したがって、ご本人とパートナーが未成年の場合、ご本人・パートナー・保護者・パートナーの保護者の4名の同意書が必要となります。

未成年の中絶手術の場合、保護者の付き添いは必要ですか?

連絡先が分かり、いつでも連絡が取れる状態でしたら当日の付き添いがなくても手術は行えます。術後、ご帰宅の際にお迎えに来ていただけるとご本人も安心できます。

手術に付き添いは必要ですか?

付き添いは特別必要ありません。ご帰宅の際は、車の運転は出来ませんのでご家族の送迎があると安心です。

双児でも手術はできますか?

体調や週数に問題がなければ手術は可能です。手術費用は追加料金が発生しますので事前にご確認ください。

授乳中の場合、手術後はいつから授乳再開できますか?

手術に使われる麻酔薬が患者さんによって異なるため、授乳再開にも個人差があります。医師の指示に従って、授乳再開してください。

妊娠検査薬はどのタイミングで使えばいいですか?

月経開始予定日の1週間後でしたら検査可能です。それより早いと正確に反応が出ないため、妊娠しているのに陰性の結果が出ることがあります。陰性反応が出た場合、さらに1週間後に調べると正確な結果が得られます。

妊娠判明後、早く手術するよりも少し待った方がいいと聞きました

中絶手術は先延ばしにして良いことが1つもありません。妊娠すると、女性の身体はホルモンバランスがどんどん変化するため、可能な限り早く手術した方が心身への負担が軽く、術後の回復も早いとされています。また、妊娠22週を越えると、中絶手術を公的機関に届け出を出す必要があります。できるだけ早く手術を行うことで、あらゆる負担を軽減できますので、まずは気軽にご相談ください。

手術日をなかなか確保できませんが、いつまでなら手術可能ですか?

妊娠11週6日までが初期中絶手術が可能です。それを過ぎた場合の手術は受け付けていません。できるだけ早い段階で手術することで、心身への負担を軽減できます。まずは、早めに受診してご自身の妊娠週数をご確認ください。

手術後1週間以内に出張など遠出のスケジュールがあります

術後の回復・経過・制限期間は、妊娠週数や体調によって個人差があります。術後の経過を見ながら医師の指示に従うようにしてください。

手術所要時間はどれくらいですか?

当院では吸引法による手術のため、事前処置がありません。手術所要時間はだいたい5~10分ほどです。手術後は麻酔から覚めますが、術後3~4時間は安静にベッドでお休み頂いています。安静後、身体の状態を確認してからのご帰宅となります。

中絶手術はどのような手法ですか?

当院ではWHOで推奨されている吸引法を用いて手術を行っています。

麻酔が効きにくい体質ですが大丈夫ですか?

当院では、患者さんの年齢や体重、病歴、体質に合わせてきめ細かい処方を行っています。手術中に麻酔が覚めてしまうことはないので安心してお任せください。手術中は、全身管理を徹底して行い、適切なコントロールを行っています。

手術後に強い下腹部痛があります。

手術中の痛みを抑えるため、痛み止めを処方しています。心配な場合は、いつでもご連絡ください。

手術後の出血はありますか

手術後の出血は、だいたい2~4週間ほど続きます。初めの1週間程度で出血の量は徐々に減ってきます。出血量や期間、減少ペースには個人差がありますが、いつもの生理よりも大量の出血がいつまでも続く場合は受診してください。また、出血に関して不安がある場合は、いつでもご相談ください。

手術後の入浴に制限はありますか?

手術当日からシャワーが可能です。入浴は、手術後1週間の診察時に医師から許可が出てから可能になります。また、温泉やプール、サウナなどのご利用は手術1か月後以降から可能です。

手術後の診察は必要ですか?

手術の翌日と1週間後の診察は絶対に受けるようにしてください。子宮の状態をはじめ出血の度合いや下腹部痛などを確認していきます。この診察で、入浴や運動再開などの行動制限の内容が変わってきます。また、術後の医師による指導によってスムーズな回復が可能になります。また、それ以降でも不安な点や気になることがある場合は、お気軽にご相談ください。

手術後の仕事復帰はいつ頃から可能ですか?

手術後2~3日はご自宅で安静に過ごしてください。術後安静にしないと、痛みや出血が酷くなる恐れがあるので注意してください。デスクワーク程度なら翌日から体調を見ながらすることは可能です。仕事復帰してから出血、痛み、発熱などの症状が改善しない場合は、当院に早めにご相談ください。

体調が戻るのはいつ頃ですか?

妊娠するとたちまちホルモンバランスが変化し始めます。中絶手術によって、ホルモンバランスは通常に戻っていきますが、完全に元に戻るまで数週間ほどかかります。それまでは、体調を崩しやすくなる場合があるため、なるべく無理をせず回復を待ってください。

飲酒再開はいつからですか?

手術後、出血がある期間は禁酒してください。手術後の診察後、医師の判断に従ってください。

低用量ピルは術後、いつから服用できますか?

通常、術後初めての月経が開始した日から服用可能です。当院では、術後1週間以内に服用を始めることをおすすめしています。それまでの避妊方法はコンドームを用いた避妊となります。中絶手術を機にピルの服用をお考えの方は、いつでもご相談ください。

中絶手術をすると、将来妊娠しにくくなりますか?

中絶手術後の感染や癒着などが原因で子宮内膜が薄くなり、妊娠しにくくなることがあります。このように、中絶手術を経験した人が妊娠しにくくなることが稀にあります。また、何度も中絶を繰り返すことで、感染や癒着のリスクが高まります。当院では、手術経験豊富な医師による安全性の高い中絶手術を行っています。徹底した感染予防を実施し、リスクを軽減するよう努めています。手術後1週間の診察と、さらに1か月後・3カ月後の定期健診をしっかりと行い、将来の妊娠へのサポートをしています。不安なことがありましたら、お気軽にご質問ください。

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